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2012-06-04

ご縁があり、ハーバード大のマイケル・サンデル教授とお会いさせて頂きました

http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20120531-OYS1T00211.htm

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西南学院大学の講義
この講義の後に対談という形でお話する時間を取ってくれました

講義を受けて感じたこと

それは意見の対立をプラス感情を生むように持って行くことが出来る人だなということであり
また分かりやすい例を出すことにより、意見を言っていない人も参画している感覚を
大いに持つことができていたんじゃないかということでした

お互いの立場を尊重し、より理解しようとする中で芽生える感覚

勿論一般社会で実現するのは容易ではないと思います
借金を抱え明日が見えない中でそういった境地を維持できる人はそうはいないでしょう

ただそこを埋める答えがこの一年被災地で活動してきた中で
分かってきた気がします(勝手な思い込みかもしれませんが)



話は変わりますがサンデル教授はコミュニタリアリズムという考え方をされています
本の一節ですが
「自己はコミュニテイの中に存在し、コミュニティの歴史の中で『どういう生を
生きるのが良いか』という善に対する考え方があり、そういう中で人間は成長し
自らの人生を物語のように生きていく存在である」と

以前来られた一橋大の栗田さんという方を思い出しました
経験した写真ボランティアが正しいことなのかずっと考え続けたけど
結局答えが出ず思い立ってゆりあげまで来られました。
一日写真を探している人に接して「人には人が必要と感じた」と感想を言っていました

また神戸の教育理念「人は人によって人になる」も同じかもしれません

写真洗浄も今目の前で出来ることだと思います。ただそれで満足することなく
それだけでいいのかという問いを改めて自分に問うこと
見えないありのままの姿や感情がまだあるんじゃないか
今本当に見ようとしても見えなくなりつつあるものを感じようとする気持ち
それが人を思いやる隣人への第一歩なんじゃないかと思います

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