SSブログ

2012-05-09

少し前にラジオで歌手の方が
「いつかは震災で失ったものを乗り越えて欲しい」
という言葉を使っていました

これまでは違和感なく私も使っていましたが
最近少し違う感覚を感じることがあります

あくまで支援する側の「人のために」という感情を鼓舞する言葉かもしれないなと
勿論大切なことなんですが・・・

【二つの震災】という本に作者の方が書いていました
「心のどこかで『どれほど大きい悲しみでも時間が経てば、いつかは癒される』と思っていた」
半ば期待もこめて思っていたそうです。でも神戸で幼児を失った方に、17年経った今接して
決して悲しみはそんなものじゃないと、そのことを理解していなかったことに気づいたそうです

《こころのどこかに穏やかに潜んでいる》という表現をされていました
17年経っても全く消えることのない悲しみ、その気持ちは恐らく一生消えることがないことを
いつまでも忘れないようにしようと思います

nice!(0)  コメント(1)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 1

mewmew

或る事柄に関することが知りたくて探していたら
このブログにたどり着きました。

当方は関東に住んでおります。
関西のNPO法人を通じて被災された方に何回か
“お見舞いバッグ”というか
「自分が貰ったらうれしい」モノを詰めたバッグを
送ったことがあります。
中には自分の住所・氏名を書いた手紙を入れることが
約束でしたのでその通りにしたところ
お礼のハガキが届きました。
そこで「自分が貰ったら嬉しい和菓子」や
被災された地区の新聞記事などを
何度かその方へピンポイントで送りました。

そして昨年末には「御礼です」と名産の果物が
たくさん送られてきました。
とてもうれしかったですよ。
その果物の写真を撮って御礼のハガキに貼り
「美味しかったです!」と送りました。

「さて次には何を送ろう?」と考えていたのですが、
「もしかすると、何かモノを送るのは
この時期からは失礼に当たるかも?
被災された方の想いが全て分かるとは思えないが
何かヒントになるものが読みたい」

そこでこのブログに行き当ったわけです。

今、当方の考え方としては
「欲しくないものを渡すのは良い方法ではない。
欲しいものを購入出来るもの=商品券などを差し上げるのが
最良の方法だ」

でも、それが本当に相手を傷つけないことかどうか分からず
毎日逡巡しています。

ヒントが欲しい~!
by mewmew (2012-05-16 16:37) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

2012-05-062012-05-18 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。